【送検事例】つかみ機への接触防止を怠る
2022.10.12
【安全スタッフ】
長野・大町労働基準監督署は、車両系建設機械への接触防止措置を怠ったとして、産業廃棄物収集運搬処理業の会社と同社本部長を安衛法違反の疑いで、長野地検松本支部に書類送検した。労働者が「解体用つかみ機」を操作して廃棄物の運搬作業を行っていたところ、別の労働者が運転経路に立ち入り、つかみ機のキャタピラ部に接触。右足をひざ下で切断する重傷を負った。(R4・9・21)
事件の概要
事故は今年4月22日、北安曇郡松川村にある産業廃棄物収集運搬処理業を営む会社の工場で発生。労働者が車両系建設機械である「解体用つかみ機」を操作して運搬作業を行っていた。その作業中に、別の労働者がトラックに積まれた廃棄物を下ろそうと…
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2022年10月15日第2412号 掲載