【人的資本経営期のHR用語集】第6回 職業能力 情意などと混同も 年功的人事管理下で/木谷 宏
2022.10.13
【労働新聞】
単独では存在し得ない
働く人々にとって、「能力」は常に付きまとう存在である。自身の顕在化した能力が評価の対象となり、保有する(とされる)能力に応じて昇進し、潜在能力は将来に向けた開発対象となる。上司、同僚、部下について語る際もリーダーシップ、企画力、達成意欲などの「能力」がキーワードになる。
そもそも「能力」とは何か。今までも教育学、心理学、法学、経済学などから語られて来たが答えは尽きない。一般的には…
筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏
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令和4年10月17日第3372号12面 掲載