【今週の注目資料】統計からみた我が国の高齢者(総務省)
2022.11.03
【労働新聞】
就業者数が過去最多に
65歳以上の高齢者の就業状況などについて取りまとめた。
平成16年以降18年連続で増加しており、令和3年は909万人で過去最多となった。
同年の高齢者の就業率は25.1%で、前年と同率。年齢階級別では、65~69歳は10年連続で上昇し、初めて50%を超え50.3%に達した。70歳以上の就業率は5年連続で上昇しており、18.1%になっている。
各産業の就業者に占める高齢就業者の割合をみると、「農業,林業」が53.3%と最も高い。次いで「不動産業,物品賃貸業」が26.8%で続いている。
高齢就業者を地位別にみると、役員を除く雇用者が517万人で57.6%を占めている。そのうちパート・アルバイトなどの非正規雇用者は393万人で75.9%。前年度から4万人増加しており、過去10年間で最も多い。
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令和4年11月7日第3375号4面 掲載