【経営・人事担当向け 中小の企業統治論】第2回 日本における中小企業 下請割合が低下傾向 変化への対応不可欠に/ブルース・アロンソン
2017.01.23
【労働新聞】
海外との貿易も課題
日本における中小企業の役割および問題点は他国の状態と基本的に似ている。しかし、同時に日本的な特徴も持ち合わせている。さらに、急速に変化している環境の中で、日本の中小企業はコーポレート・ガバナンスも含め、難しい問題への対応を迫られている。
日本における中小企業の数は長期的に減少してきているが、2009年に経済の回復が始まって以降、減少率が徐々に低下してきている。概して、中小企業は大企業に比べて生産性、投資、売上げ、収益性などが低くなっている。しかしながら…
著者:一橋大学大学院 国際企業戦略研究科教授 ブルース・アロンソン
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平成29年1月23日第3097号13面 掲載