【実務に活きる社労士試験問題】第19回 労働基準法 年次有給休暇 許可制は趣旨に反する/澤井 清治
2022.11.17
【労働新聞】
本コーナーは、人事労務担当者や受験予定者向けに過去の試験問題を紹介、解説するものです。
【問】
年次有給休暇の権利は、「労働基準法39条1、2項の要件が充足されることによって法律上当然に労働者に生ずる権利ということはできず、労働者の請求をまって初めて生ずるものと解すべき」であり、「年次(有給)休暇の成立要件として、労働者による『休暇の請求』や、これに対する使用者の『承認』を要する」とするのが、最高裁判所の判例である。 〇か×か。…
筆者:LEC専任講師 社会保険労務士 澤井 清治
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令和4年11月21日第3377号10面 掲載