【がんと就労 両立支援の具体策】第10回 産業医の活用 実務豊富な人材を 漫然と契約する企業多い/遠藤 源樹
2017.06.12
【労働新聞】
忘れがちな質への評価
労働人口が半減化する日本。特に中小企業では、労働者の募集をしても、人材がなかなか集まりにくい状況で、女性、シニア、外国人の労働者が働いていかないと、日本国内で活動する企業は成り立たなくなる時代になるだろう。
そのため、病気で治療を受けながらも、「それなりに」働いていくことの重要性が増していく。がんなどの疾患を持ちながらも、それなりに働ける「ベテラン社員」を活用しようとする、「疾病と就労の両立支援」は、企業の人事実務において、必須課題の1つだ。…
筆者:東京女子医科大学 衛生学公衆衛生学 第二講座 助教 遠藤 源樹
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平成29年6月12日第3116号13面 掲載