【社労士が教える労災認定の境界線】第245回 月100時間残業で上司から叱られうつ病に
2017.06.12
【安全スタッフ】
災害のあらまし
建設資材関係の製造を行うY会社で勤務するXは、新規開設の営業所所長に就任した。当初は業績が順調だったが、次第に売上げが減少し赤字に転落した。3人いた部下もいなくなり、全業務を一人で行わざるを得なくなり、業務量が急増。1カ月当たりの時間外労働時間数が100時間を超える月が続いた。また、本社担当役員からの強い叱責などもあり、不眠や慢性疲労、意欲低下が続き、結果、「うつ病」と診断された。Xはうつ病の原因は、仕事によるストレスが原因だとして労基署へ訴えた。…
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平成29年6月15日 第2284号 掲載