【これで解決!シゴトとココロの問題】第23回 コロハラでうつ病に? ★労働新聞社Webサイトで配信中★
2022.12.12
【安全スタッフ】
日々の業務に忙しく、管理的立場にいても、心の健康問題に目を向ける余裕がなくなりがちだ。弊社ではWebサイトで「これで解決! シゴトとココロの問題」という番組を配信し、よりシンプルな語り口で具体的なノウハウを示している。今回のテーマは「コロハラ(コロナハラスメント)でうつ病に?」。法政大学の廣川進教授(臨床心理士、公認心理師)は、改めてコロナ対策を徹底して周知することと、不安な人に社内外の相談先を紹介することが重要とした。絶対にNGなことでは、周囲の社員の声だけを聞いて、本人の言い分を聞かないことを挙げている。
ばい菌扱いされ診断書提出
昨年の夏にコロナになった従業員がいます。持病があったため入院し、1カ月後に復帰しましたが、社内で「ばい菌扱いされ差別された」として、うつ病の診断書を提出してきました。コロナ後遺症で咳が数カ月続いたため、周囲の同僚が過剰に不安がり、「あいつだけずっと在宅勤務にできないか」と総務に対応を求めていたことや、勝手に本人の机を消毒していたことが判明しました。どうしたら良いのでしょうか…。 |
伊藤 さゆり(以下、伊藤) さあ、廣川先生。こちらの事例はいかがでしょうか。
廣川 進(以下、廣川) もうコロナ禍も2年を超えて随分変化してきたと思いますけど、伊藤さんはどうですか、生活は?…
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2022年12月15日第2416号 掲載