【社労士が教える労災認定の境界線】第246回 配達中に転んで顔面を強打し、傷跡を治療
2017.06.27
【安全スタッフ】
災害のあらまし
A(女性、53歳)は朝刊を配達中、配達区域の歩道でつまずいて転倒し、地面に右ひざと顔面を強打した。その際に額、右目の下、右頬を擦傷、右上前歯の一カ所が欠け、もう一カ所にひびが入った。歯科の治療、顔面の治療後はあざのような形で残り、形成外科クリニックを受診した。Aは、これらの負傷は業務上の事由によるものであるとして、労働者災害補償保険法に基づく療養補償給付、休業補償給付を請求した。…
執筆:一般社団法人SRアップ21 北海道会
サッポロ労務行政事務所 所長
和田 繁彦
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平成29年7月1日 第2285号 掲載