【産業カウンセリングの現場から】第141回 「電通の過労自殺事案」にインパクト
2017.06.27
【安全スタッフ】
「送検」で関心引く
一昨年(平成27年)労働基準監督署長を定年退職し、その後再任用で新任労働基準監督官の研修係みたいなことをしていましたが、それも1年でやめ、今は個人事務所を開いています。
こんな世の中ですから労基署に対する期待は大きくなっています。そのため労基署の職員の業務は質量とも増加の一途で、減っているのは職員の数だけという状況です。いまや労基署長はストレスの塊と化しており、ストレスに耐える力がなければ、務まりません。そんな面倒くさい組織のしがらみから離れた「個人事務所」には一種の憧れがありました。…
筆者:中山労務安全衛生管理事務所 中山 篤
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平成29年7月1日 第2285号 掲載