【2023春季労使交渉資料】賞与・一時金
2022.12.28
【労働新聞】
物価上昇をカバーする選択肢としては、ベースアップが困難な場合には賞与の引上げも考えられる。本欄では、各機関の集計が出揃っている2022年の夏季賞与の結果を中心に紹介する。
厚生労働省の民間主要企業の結果では、2022年夏季の妥結額は83.2万円だった(表1)。同一企業による前年結果との比較では1割近い伸びを示し、9.57%(7.4万円)増加している。
集計21産業のうちプラスとなったのは18産業に上る。金額では建設が107.0万円(0.34%増)と最も高く、化学が96.7万円(9.01%増)、自動車が96.1万円(12.85%増)で続く。
表2は、…
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令和5年1月2日第3383号8面 掲載