【人事労務50年の裏表―わが山河は美しかったか―】両社賃金格差は個別評価で/梅本 迪夫
2017.06.19
【労働新聞】
今回は、合併に伴う管理専門職(以下、管理職)の基本給の統合について述べたい。前回述べたとおり、組合員の基本給統合は水準の高いA社に合わせるため、B社の基本給に制度的に年2回の定昇を4年間にわたり実施した。しかし、管理職に対して制度的な一律調整は考えにくく、各人別に能力・実績に応じた調整を行った。
A社の賃金体系はすこぶるシンプルで、…
筆者:梅本人事総合コンサルティング 代表 梅本 迪夫
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成29年6月19日第3117号7面 掲載