【人的資本経営期のHR用語集】第20回 リーダーシップ(下) まずは理論学んで 実務通じて試行錯誤を/木谷 宏

2023.02.02 【労働新聞】
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持論には落とし穴あり

 リーダーシップ研究の第一人者である神戸大学の金井嘉宏教授によると、リーダーシップ理論には、①公式理論、②素朴理論、③自らの持論の3つが存在する。②の素朴理論とは誰もが抱く常識的なリーダーの資質に関する合意事項である。たとえば、「リーダーは最後まで責任を投げ出さない」「リーダーには人間的な魅力がある」といった類であり、政治家、経営者、上司、店長、監督、キャプテンなど、人々が生活において見聞きする長のあるべき姿あるいは成功者の行動から抽出された共通の資質を指す。これを一般化したものが①公式理論である。③自らの持論とは、素朴理論や公式理論を自身の言葉によって語ったものであり、リーダーシップ論を実践に役立てるために不可欠とされているが、実は持論には多くの落とし穴がある。

処世術から変化を期待

 (自分も含め)成功したリーダーには…

筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏

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令令和5年2月6日第3387号12面 掲載
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