【送検事例】アーク溶接で爆発防止怠る
2023.02.10
【安全スタッフ】
宮城・仙台労働基準監督署は、労働者にアーク溶接をさせる際、爆発・火災防止措置を講じていなかったとして自動車整備業の会社と同社工場長を安衛法違反容疑で仙台地検に書類送検した。労働者が整備工場でタンクローリーのタンク補修をするため、アーク溶接を行わせていたところ、残留していたガソリンに引火。爆発し、労働者が死亡した。特別教育も行っていなかった疑いがある。(R4・12・23)
事件の概要
事故は昨年6月20日、宮城県多賀城市の自動車整備業の会社で発生。同社の工場で、タンクローリーのタンクの補修のため、…
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2023年2月15日第2420号 掲載