【続・実務に活きる社労士試験問題】第5回 労働基準法 管理監督者と割増賃金 深夜労働には支払い必要/北村 庄吾
2023.02.09
【労働新聞】
本コーナーは、人事労務担当者や受験予定者向けに過去の試験問題を紹介、解説するものです。
【問】
所定労働時間が始業時刻午前8時、終業時刻午後5時(休憩が12時から午後1時までの1時間)である事業場において、労働基準法第41条第2号の監督又は管理の地位にある者が、所定労働時間を超えて深夜に及ぶ労働に従事した場合、午後10時から午前5時までの時間の労働については、同法第37条の規定に従い、通常の労働時間の賃金の計算額の5割以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。
○か×か。
なお、本問においては、時間外労働の時間が1カ月について60時間を超えた場合のことは、考慮しなくても良い。…
筆者:クレアール専任講師 社会保険労務士 北村 庄吾
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令和5年2月13日第3388号10面 掲載