【人的資本経営期のHR用語集】第27回 DE&I(後編) 能力面も多様化を 適切な配置と評価で/木谷 宏

2023.03.23 【労働新聞】
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4つの視点で求められ

 企業における多様性は、守りの“人権尊重”から攻めの“ダイバーシティ・マネジメント”へ進化し、さらに組織による受容・統合が重視され(D&I:多様性と包摂性)、今日では個人への公平性(DE&I:組織の多様・公平・包摂性)が強調されている。多様性の第1の視点はその必然性である。女性、非正規雇用者、高齢者、外国人など、国内外を問わず職場は多様な人材で占められ、従来の同質性に基づく管理は通用しない。第2は当初からの危機管理およびコンプライアンスの視点である。セクシャル・ハラスメントを含めたさまざまな人権への対応を誤ることは、組織にとって致命傷となりかねない。

 第3は社会公正の実現である。男女雇用機会均等法などジェンダー関連法令の推移をみてもこの点は明らかであろう。そして…

筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏

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令和5年3月27日第3394号12面 掲載
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