【社労士が教える労災認定の境界線】第247回 休日に会社の地元の夏祭りに参加し熱中症
2017.07.11
【安全スタッフ】
災害のあらまし
不動産会社の従業員A(36歳)は、土曜日に会社の所在地にある商店会が主催する夏祭りに、地権者との親睦を深めて今後の交渉を円滑に進める目的で参加した。当日は猛暑日となり、Aはめまい、倦怠感などの症状が出て、その場で倒れ込み、近くの病院へ救急搬送され、熱中症と診断された。祭りは準備を含めて土曜日の早朝から行われており、Aは、前日の遅くまで仕事をこなし、当日もなかなか休憩が取れず、普段の疲れなどから熱中症となった模様。…
執筆:一般社団法人SRアップ21 東京会 社会保険労務士 小泉事務所 所長 小泉 正典
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平成29年7月15日 第2286号 掲載