【事故防止 人の問題を考える】第20回 やはり夏は熱中症! 対策は正しい理解から
2017.07.11
【安全スタッフ】
熱中症の最も危険な時期の到来です。近年、職場はもとより、家庭でも熱中症の危険が声高に叫ばれています。
熱中症のなりやすさについては、さまざまなことが分かっています。湿度の関わりが大きく、暑さに慣れていないとなりやすく、糖尿病、高血圧、心臓疾患などの持病があるとリスクが高まります。「のどが渇いた」などの自覚症状がなくても、定期的に水分、塩分をとらなければなりません。しかしながら、これらすべてに対処したとしても、熱中症に100%ならないとはいえず、とてもやっかいなものです。…
執筆:労働安全衛生総合研究所 リスク管理研究センター センター長 高木 元也
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平成29年7月15日 第2286号 掲載