【5類移行でどうなる?企業のコロナ対策実務ガイド】第3回 職場環境の再検討 段階的な仕切り撤去 マスクの次に見直しを/東川 麻子

2023.04.13 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

飛沫防止以外に3密回避も可能

 新型コロナウイルス感染症の5類移行を受けて、前回はマスクの着用に触れた。今回はそれ以外に職場環境対策として検討すべき事項を、以下に3つ挙げていく。

 第1回の記事にも記載したとおり、感染対策の正解は1つではない。各職場の感染リスクをどこまで取るのか検討したうえで方針を決めてほしい。

① パーテーション、アクリル板などの仕切りはどうする?

 受付、執務室、休憩室、食堂など、さまざまな場所に設置している職場も多いだろう。これを今後継続していくかどうかは非常に悩ましい。

 まず、感染対策という点で考えると、パーテーションは感染対策に有効であるという明確なデータはない。今年3月に厚生労働省の専門家会合で示された「5つの基本」でも、パーテーションの使用については触れられていない。室内で飛沫がどのように広がるかのシミュレーション画像などをみると、パーテーションは飛沫の拡散防止に一定の効果はあると思われる。…

筆者:㈱OHコンシェルジュ 代表取締役 産業医 東川 麻子

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

令和5年4月17日第3397号13面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。