【事故防止 人の問題を考える】第154回 猛暑予想のなかでの熱中症対策(上)―災害データ分析から発生傾向をみる―

2023.05.10 【安全スタッフ】
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記録的な暑さで発症者が急増

 今年も熱中症対策を進める時期になりました。皆さんの職場では、どのような対策を打ち出していますか。

 熱中症災害の発生状況について、この10年を振り返ってみます。

 2012年~2017年、全産業の熱中症による死傷者数(休業4日以上、以下同)は毎年500人前後と減少傾向をみせず、このため、「どうすればうまくいくんだ」と弱気の声も聞かれました。そんななか、2018年は下がるどころか、一気に2倍超の1178人までに急増する信じられない事態となりました(図1)。

 2018年7月23日、埼玉県熊谷市でわが国歴代最高気温41.1℃を観測し、…

執筆:労働安全衛生総合研究所 安全研究領域特任研究員 高木 元也

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2023年5月15日第2426号 掲載
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