【~悩める管理職たちへ~パワハラに当たらない叱り方】(下)ケーススタディ② “耳貸す相手”を参考に 独善的な部下への対応/安藤 俊介

2023.06.08 【労働新聞】
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組織風土内に要因潜む

 弊会では非常に多くの企業、団体よりパワハラ対策の研修に関する相談をいただいている。私が職場のパワハラ防止対策について、厚生労働省の検討会で委員を務めていたため、アンガーマネジメントが対策として有効であると認識されたからであろう。厚労省のポータルサイト「明るい職場応援団」で公開されている好事例でも、パワハラ対策として取り入れている企業が散見される。

 パワハラ対策ではまず、法的な知識の研修を行うケースが多い。ただ、頭では分かっていても、ついやってしまうのがパワハラだ。なぜ起きてしまうかというと、とくに怒りの感情について問題を抱えている人がいるからであろう。企業もこの点に着目し、怒りの感情との上手な付き合い方を学ばせるためにアンガーマネジメント研修を活用するケースが多くなっている。

 対策の相談を受けるなかで非常に気になる部分がある。それは…

筆者:一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 代表理事 安藤 俊介

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令和5年6月12日第3404号13面 掲載
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