【人的資本経営期のHR用語集】第39回 メンタルヘルス・マネジメント 職場成果を最大化 セルフケアから実施/木谷 宏
2023.06.22
【労働新聞】
ストレス適応が活力に
目に見える“変化”と見えない“不安”によって、人々は経験したことの無い「ストレス時代」を生きている。ストレスは身体的な病疾患のみならずメンタル面にも影響を及ぼし、労働損失日数、医療費負担、訴訟費用、職場対策費用、プレゼンティーズムなどの負担は個人と組織の生産性を低下させる。メンタル不調への対応手法は従来の「医療アプローチ」に加え、①セルフケア、②ラインケア、③スタッフケア、④外部ケアに基づく「適応アプローチ」が有効である。これは職場の問題を医学的な問題にすり替えることなく、職務によるストレスを予防・軽減しながら適応する職場づくりを行う方法であり、こうした一連のプロセスをメンタルヘルス・マネジメントと呼ぶ。…
筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和5年6月26日第3406号12面 掲載