【ピックアップ調査資料】令和5年版男女共同参画白書(内閣府)
2023.07.06
【労働新聞】
女性管理職は10%台に
男女別の働き方や、就業に対する意識について、状況をまとめている。
令和4年の就業者における女性の割合は45.0%となった。アメリカは46.8%、イギリスは47.3%で、外国と比較して大きな差はない。企業の課長相当職以上である管理職に占める女性の割合をみると、アメリカは41.0%、イギリスは36.8%と、外国ではおおむね30%以上だったが、日本は12.9%と低い水準だった。
常用労働者を100人以上雇用する企業の労働者のうち、役職者に占める女性の割合を役職別にみると、上位の役職ほど割合が小さい傾向にあった。係長級は24.1%、課長級は13.9%、部長級は8.2%となっている。
20歳代当時の昇進意向について、回答者の年齢別に比較すると、若い女性ほど高い割合を示し、20歳代は28.9%で最も高かった。
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令和5年7月10日第3408号4面 掲載