【サラリーマンしたたか遊泳術】通用しなくなった”一匹狼社員”/吉田 典史
2014.03.24
【労働新聞】
プレイング・マネージャー制が今のペースで浸透すると、様ざまな問題がみられるようになるだろう。すでに兆候がある。その1つが、上司と部下との「誤解」ではないだろうか。
上司がプレイヤーである限り、部下の仕事を丁寧に観察する時間が少なくなる。部下としては、相談や報告する機会が減っていく。双方に、意思疎通をするうえでのギャップが生じることは避けられない。それを防ぐための事例を紹介しよう。
数週間前、雑誌の編集長(部長)と話す機会があった。公称10万部の、会社員向けの総合雑誌である。…
筆者:ジャーナリスト 吉田 典史
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平成26年3月24日第2962号7面 掲載