【サラリーマンしたたか遊泳術】成果主義浸透で生まれた「幻想」/吉田 典史
2014.04.21
【労働新聞】
ここ十数年、成果主義が浸透した。それに伴って、コンサルタントや経営評論家、エコノミストなどが盛んに唱える。
「仕事の結果や実績を残していれば、上司や会社から認められる。実績を出せば、転職や独立も可能だ。会社にもたれかかる時代は、終わった」。この考えは企業社会の実態からかけ離れた思い込みであり、幻想でしかないと筆者は思う。
そもそも、「結果」や「実績」とは何を意味するのだろう。それらを高く評価するか否かは…
筆者:ジャーナリスト 吉田 典史
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平成26年4月21日第2965号2面 掲載