【人的資本経営期のHR用語集】第42回 障害(がい)者雇用 助け合う風土醸成 組織活性化への期待も/木谷 宏
2023.07.13
【労働新聞】
法定雇用率達成は5割
障害者とはどのような人か、何をもって障害があるとみなすかは実は難しい問題である。障害者基本法による定義は「身体障害、知的障害、精神障害があるために、継続的に日常生活や社会生活に制限を受ける人」で、英語ではdisabled(能力が不十分な人)、disordered(不調な人)といった用語に加え、最近ではdifferently-abled(異なる能力を持つ人)やchallenged(何らかの制約を受ける人)を使用することが多い。日本語の表記も「障害(碍)者」が一般的だったが、ネガティブな印象を払拭するために「障がい者」とすることが増えている。…
筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏
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令和5年7月17日第3409号12面 掲載