【本バンザイ!!】あきれるほど高価な訳は?/鷲尾 賢也
2013.03.11
【労働新聞】
先日、金曜日恒例になっている古書会館の古書市を覗いたところ、薄汚れた、黄ばんだ婦人雑誌の一群が目に付いた。その中に、昭和2年の「主婦之友」(主婦の友社)があり、目次をひらくと、与謝野晶子などの人生相談や、「嫁と姑」問題などの悩みが寄せられていた。それにしても、本当に古い。黄ばんでいる。こういう本をだれが買うのだろうかと、一緒に並んでいる「婦人倶楽部」(講談社)などをしばらくながめていた。
こういうものの値段というのは、一体いくらぐらいなのか。とりあえず手に取って調べてみた。…
筆者:鷲尾 賢也
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平成25年3月11日第2912号7面 掲載