【人的資本経営期のHR用語集】第43回 ホワイトカラー 高賃金など特徴か “死語”のはずだが散見/木谷 宏

2023.07.20 【労働新聞】
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グレーやメタルも登場

 「ホワイトカラー」とは、組織内における社員区分の1つとして便宜的に使われる用語であり、社内の規程や規則などに用いられるものではない。正式には、“white-collar workers”であり、企業などで事務・管理部門、さらに技術・販売部門に携わる従業員の呼称であるが、国、地域、人により定義や範囲は異なる。本来の語源は、事務職に従事する労働者が白い襟(white-collar)のワイシャツを着ていたことといわれている。これに対して、現場で直接的に生産・製造業務に携わる現業系や技能系の労働者は色の付いた作業服を着ていたことからブルーカラー(blue-collar)と呼ばれる。最近ではIT技術の発達に伴い、企画・管理業務などと、生産現場の中間的な業務に従事する労働者が増えており、この人々をグレーカラー(gray-collar)と呼び、さらに創造的な工業技術者を尊敬の念からメタルカラー(metal-collar)と呼ぶこともあるようだ。…

筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏

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令和5年7月24日第3410号12面 掲載
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