【ぶれい考】利点多い労働市場の流動化/八代 充史
2017.07.10
【労働新聞】
仕事上、大学内の研究会や学外のセミナーなどで企業の方と接する機会が少なくない。やることは卒がないが感情を押し殺して自分からは決して発言しない、そんなビジネス・パーソンが多いなかで、自らの明確な意見を持ち、論争を厭わない面々が勤めている「元気の良い企業」は、従業員の転職が多く、その結果中途採用が多いこと、他方で退職者とも良好な関係を構築し、さらに決してリストラを行わない点が共通している。たとえば野村證券やリクルートが、こうした「元気の良い企業」の代表格である。…
筆者:慶應義塾大学 商学部教授 八代 充史
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平成29年7月10日第3120号5面 掲載