【一歩進んだ社労士活用 人を大切にする働き方改革へ】第2回 めざすべき姿 ”心理的誘因”を大切に モチベーションの刺激へ/大西 健造
2017.07.10
【労働新聞】
事業主の「心」から始まる企業づくり
第1回では、企業経営における労務管理の実態がこの50年の間にどのように変化してきたかを概観した。そして、この半世紀、私たち社労士が一貫して、労働者が安心していきいきと働くことができる職場環境を確保することによって生産性の向上を図る「人を大切にする企業」づくりを支援し、社労士制度の目的である「事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上」を実現しようとしていることを紹介した。
そこで今回は、中小企業の経営者の皆様に、人を大切にする企業づくりの核心やなぜ中小企業がめざすべきなのかといった基本的な考え方と、その実践のゴールを紹介していきたい。…
著者:全国社会保険労務士会連合会 会長 大西 健造
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平成29年7月10日第3120号6面 掲載