【ピックアップ調査資料】2023年6月景気定点観測アンケート調査結果(経済同友会)

2023.08.03 【労働新聞】
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46%が賃上げ実施予定

 トピックスとして、賃上げの状況を調査した。

 来年の賃上げ予定をみると、「実施する」は46.0%、「実施しない」は2.5%、「まだ決めていない」は50.5%となった。

 実施予定と答えた企業に賃上げの方法(複数回答)を聞いたところ、「定期昇給」が最も高い58.2%だった。次いで「ベースアップ」が48.4%、「一時金の支給・増額」が41.8%、「初任給引上げ」が34.1%で続いている。

 業種別でみると、製造業で「定期昇給」と答えた割合は76.0%で、非製造業の51.5%と24.5ポイントの差が開いている。一方、「初任給引上げ」と答えた割合は、非製造業が37.9%で製造業の24.0%を13.9ポイント上回った。

 年収ベースでの賃上げ率の予定は、「2~3%未満」と「3~4%未満」が各25.6%だった。

2023年6月景気定点観測アンケート調査結果

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令和5年8月14日第3412号4面 掲載
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