【本バンザイ!!】図書館よ、蔵書に多様性を/鷲尾 賢也
2013.09.09
【労働新聞】
この頃、公共図書館のサービスが異常にいい。電話がかかってくる。「お求めの本が届きました」。ちょっと親切すぎる?のではないか。
リクエストをすると、購入してくれることも少なくない。「市民のための図書館」というキャッチフレーズに添った行動だというが、問題点がないわけでもない。
まず、利用者の欲求に応えるというのが第一になるので、いわゆるベストセラーのたぐいや、大衆的なものに購入書籍が偏ってしまう傾向になることだ。かつて問題になったことがあった。…
筆者:鷲尾 賢也
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平成25年9月9日第2936号7面 掲載