【本バンザイ!!】蔵書の苦しみからは逃れられない/鷲尾 賢也
2013.11.04
【労働新聞】
いつの間にか、増殖するのが本である。気が付くと、その辺りに積み上げられている。捨てることがなかなかできない。廃品回収に出せない。気がとがめるからだ。そうやっているうちに、もう一つの塔?が積み上がってゆく。倒れそうで、なかなか倒れない。まるで「ピサの斜塔」などといっていると、すごい音をたてながら崩壊するのも事実である。
本棚、本箱はすでに一杯。新しいものを買いたいと言えば、連れ合いは、「何を考えているの?並べるところがないでしょう。むしろ、捨てるべきでしょう」などと言うに決まっている。…
筆者:鷲尾 賢也
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成25年11月4日第2943号7面 掲載