【実務に活かす!労働判例のていねいな読み方】第11回 原審判決と比べて読む/藤川 久昭

2013.09.16 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

過失相殺の減額要素 高裁判決踏まえて理解

1 今回の狙い

 前回までの3回は、判例・裁判例から、「射程距離」を読み取る方法について説明してきた。判例・裁判例を読む理由・意義はいくつかあるが、射程距離を読み取ることは、最も重要なものの一つである。本来は連載の最後あたりでやるべきことであろうが、ある程度判例・裁判例を読んできたので、前回取り上げてみた次第である。今回からは、ある意味元に戻って、判例・裁判例の「丁寧な」「読み方」という方法論を取り上げる。今回は、原審(最高裁だと高裁、高裁だと地裁など)判決と比べて読むというやり方について説明し、その重要性を感じていただく。具体的には、以前紹介した、電通事件最高裁判決(最二小判平成12年3月24日民集54巻3号1155頁)の、過失相殺に関する部分を素材にして説明する。…

筆者:青山学院大学法学部 教授 ㈱DeNA 監査役 弁護士 藤川 久昭
hisafuji@als.aoyama.ac.jp

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成25年9月16日第2937号11面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。