【実務に活かす!労働判例のていねいな読み方】第13回 原審判決と比べて読む(3)/藤川 久昭
2013.10.07
【労働新聞】
結論の分岐点を探る 要件の考え方に差がある
1 今回の狙い
前回から、地裁判決と高裁判決で結論が分かれた事案を取り上げている。今回は、整理解雇を有効だとした高裁決定(東京高決平成22年5月21日労判1013号82頁)を取り上げて、前回の地裁判決との比較を行い、読み方についての注意を説明する。なお高裁決定の概要は本連載第3回でも紹介しているが、趣旨目的が違うので、改めてまとめ直したものを掲載することとした。…
筆者:青山学院大学法学部 教授 ㈱DeNA 監査役 弁護士 藤川 久昭
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平成25年10月7日第2939号11面 掲載