【実務に活かす!労働判例のていねいな読み方】第27回 実際に地裁判決を読む(2)/藤川 久昭
2014.01.27
【労働新聞】
事案の概要の読み方 前提事実と争点からなる
5 請求(前回の続き)についてと補充
前回から、地裁判決を実際に読みつつ、解説していく作業を行っている。前回は、「5 請求」の途中まで取り扱った。今回はその続きから始める。
「4 被告は、原告に対し、220万円及びこれに対する平成23年3月16日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え」→慰謝料と弁護士費用請求である。5分は民事法定利率(民法404条)である。…
筆者:青山学院大学法学部 教授 ㈱DeNA 監査役 弁護士 藤川 久昭
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平成26年1月27日第2954号11面 掲載