【サラリーマンしたたか遊泳術】正義を振りかざす人には注意を/吉田 典史
2015.10.12
【労働新聞】
取材の終わりに、筆者は「今後も争うのですか」と尋ねた。二十代前半の女性が何かをいおうとした。「私には会社と闘う気力もなければ、お金もない」といいたいような雰囲気だった。
この前の1時間半ほどの取材では、「これでは生活ができない。今は、親から仕送りを受けている」と答えていた。
心の優しそうな女性だった。その場にいるリーダー格の四十代後半の男性に気兼ねをしているようにみえた。…
筆者:ジャーナリスト 吉田 典史
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平成27年10月12日第3036号7面 掲載