【サラリーマンしたたか遊泳術】労組は障害者に手を差し伸べよ/吉田 典史
2015.11.16
【労働新聞】
今朝も、あの女性を見た。二十代後半だろうか…。杉並区のある駅付近を毎朝、歩く。目が不自由なのだろう。杖をついて歩く。いつもきれいな恰好をしていて、一見したところ、会社員に思える。
女性の横を数百人の会社員が、急いで通り過ぎて駅に向かう。女性が、駅の改札口に降りていく階段の場所が分からず、その付近で立ち止まろうとも、誰も気にしない。見事に、ひとりも相手にしない。…
筆者:ジャーナリスト 吉田 典史
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平成27年11月16日第3041号7面 掲載