【サラリーマンしたたか遊泳術】採り入れたい大企業の”冷酷さ”/吉田 典史
2015.12.07
【労働新聞】
中小企業やベンチャー企業を退職した社員を時折、取材する。「辞めるという意思を伝えたとき、人事や上司から何をいわれたか?」と尋ねると、7割の人がこう答える。
「世の中、君が思うほど甘くはない。人生、そんなに甘くはない…」。
新しい人生を生きていこうとするのに、こんな不遜な言葉を部下に発しているとはあきれ返る。会社という、ビニールハウスのような温室の中で生きていながら…
筆者:ジャーナリスト 吉田 典史
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平成27年12月7日第3043号7面 掲載