【一歩進んだ社労士活用 人を大切にする働き方改革へ】第3回 若手人材確保の留意点 経営理念で想い伝える シンプルに語るのが肝要/大西 健造
2017.07.14
【労働新聞】
脱却を図るべき人数合わせ採用
今回からは、実際に人の採用から退職までを通じ事業主の方々が対応すべき事項について紹介したい。
対応すべき事項の1つ目は、人事労務管理の入口である採用について、人材確保に悩む中小企業が、将来に向かってどのように採用に取り組むべきかを考える。
近年のわが国の雇用情勢をみると、既に様ざまな報道にあるとおり、景気に明るい兆しがみえ、大企業が積極的な採用活動を展開する一方、中小企業においては、若者の大手志向やこれまで経営を支えてきた団塊世代のリタイアなどの要因が相俟って、人手不足が深刻化し、「人手不足倒産」の急増が懸念されている。…
著者:全国社会保険労務士会連合会 会長 大西 健造
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平成29年7月17日第3121号6面 掲載