【ぶれい考】生産性向上の契機にAI/矢木 孝幸
2023.08.10
【労働新聞】
2013年、オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授(当時)らは論文で、米国の職業全体の47%が自動化される可能性を指摘した。このオズボーン論文は、人工知能の進展が労働市場に与える影響を考える契機となったとされている。
筆者は人工知能の専門家ではないが、オズボーン論文が引用されるたびに、広く世の中の職業が、そう簡単に機械に代替されるとは考えられず、いわゆる「眉唾」に思えるデータを、かくも多くの人々が真実と信じてしまうことに驚いている。
職場の仕事が自動化されるときには、…
筆者:連合 副事務局長 矢木 孝幸
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令和5年8月21日第3413号5面 掲載