【労使トラブル防ぐ実践的規定例】第7回 休職 期間通算条件を付記 メンタル不調の私傷病で/土屋 信彦
2014.02.24
【労働新聞】
長期パートへの対応も検討
休職には私傷病休職、公職休職、出向休職、私事休職などの種類があるが、トラブル防止という観点から、近年重要性が叫ばれているメンタルヘルスを意識した私傷病休職に焦点を絞って説明したい。
そもそも休職は法律上義務付けられたものではなく、会社が自由に設定できる制度のひとつだ。特に私傷病休職は、労働契約の側面で考えれば、労務提供ができず債務不履行となった場合の解雇猶予措置ととらえることができる。つまり労務不能な状況に陥りながら雇用を保障するという恩恵的な制度である。…
筆者:アイ社会保険労務士法人 代表社員 特定社会保険労務士 土屋 信彦
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平成26年2月24日第2958号10面 掲載