【キャリア権の時代】第2回 生涯学習が重要に 個人の努力も義務付け/石山 恒貴
2014.07.14
【労働新聞】
憲法に根拠を置く
前回は、キャリアの定義について説明をした。今回は、キャリア権と憲法の関係について考えていきたい。
現段階ではキャリア権は、キャリアを自律的に決定し、形成しようとする働く人のための理念概念である。重要なことは、憲法に根拠を置く理念概念であるということだ。そのため、キャリア権は、時代の変化に合わせて労働法そのものを見直す中核的な概念となり得る性格を有している。では、具体的に憲法のどの条文に根拠を置いているのであろうか。…
筆者:NPO法人キャリア権推進ネットワーク「キャリア権推進研究会」
法政大学大学院 政策創造研究科 教授 石山 恒貴
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平成26年7月14日第2976号10面 掲載