【ダイバーシティ経営 女性が活躍する組織へ】最終回 これからの人材戦略 個々人の特性活かす 性・年齢・国籍を越えて/武石 恵美子
2015.06.22
【労働新聞】
「女性の感性活かす」に違和感
半年にわたり連載させていただいた本欄も今回が最終回である。
同質的・均質的な集団をまとめて効率的なマネジメントを行うことにより、組織の成長につなげてきたと自負する企業は多い。したがって、「ダイバーシティ=多様性」を活かす、といっても、これまでとは全く違う新しい取組みのように受け止められて戸惑ってしまったり自社とは関係ないと考えてしまう経営者もまだまだ多い。
この連載では、多様な人材の中でも、とくに「女性の能力発揮」に焦点を当てて課題を検討してきたが、人材戦略において多様な人材を活かすとはどういうことか、もう一度確認しておきたい。…
筆者:法政大学キャリアデザイン学部 教授 武石 恵美子
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平成27年6月22日第3022号10面 掲載