【送検事例】防水工事で墜落防止措置怠る
2023.08.29
【安全スタッフ】
高知労働基準監督署は、墜落防止措置を怠っていたとして、防水工事業の会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで高知地検に書類送検した。大学キャンパス内の建屋屋上で労働者に屋上床面の防水シートの裁断作業を行わせていたところ、高さ13mの屋上の端から墜落し、死亡した。囲いの設置や要求性能墜落制止用器具の使用など墜落防止措置が講じられていなかった。(R5・6・19)
事件の概要
事故は、高知県高知市の大学キャンパス内の建屋屋上で発生。防水工事で、…
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2023年9月1日第2433号 掲載