【ピックアップ調査資料】家事使用人の実態把握のためのアンケート調査(JILPT)
2023.09.28
【労働新聞】
労災特別加入は3割弱
調査は全国の家政婦(夫)職業紹介所541カ所に登録し、個人家庭と契約して家事業務を行ったことがある家事使用人9220人を対象に行い、1997人から有効回答を得た。
属性として、性別は女性が98.8%を占め、平均年齢は68.9歳となっている。職業を選んだ理由は「年齢を問わず働けるから」と「収入を得るため」が51.9%、50.1%と高い。
家事代行サービス事業者などに雇用される働き方ではなく、個人家庭との契約という形を選んだ理由は、「勤務時間の長さなどの制限がないから」が33.6%と最も高い。
労災保険の特別加入状況は、「加入している」が34.3%、「していない」が43.1%だった。
業務に関する具体的な指示を行う人は「家庭の雇い主本人または家族」が80.2%と最多だった。
この連載を見る:
令和5年10月2日第3419号4面 掲載