【人的資本経営期のHR用語集】第52回 小集団活動 定型的業務を変革 非製造業で再注目/木谷 宏
2023.09.28
【労働新聞】
ISO9001へ進化遂げ
小集団活動とは業務上の問題解決を目的とし、同一職場に所属する少人数のメンバーから構成されるグループによる継続的な活動を指す。似た言葉にQC活動、QCサークル、ZD活動、カイゼン、自主管理活動などがある。米国のデミング賞を参考にしながら1962年に「QCサークル活動」として日本で誕生したとされ、製造現場を中心に普及した70~80年代には海外からも高い関心を集めた。QC活動は主に製造現場におけるQuality Control(品質管理)の取組みに限定されるが、小集団活動は品質管理以外のテーマも可能であり、QC活動やQCサークルなどを包含する概念と考えて良い。
小集団活動が国内外から注目された理由は、…
筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
令和5年10月2日第3419号12面 掲載