【安全衛生カルテ―事業場指導の現場から―】第10回 吹付け石綿の調査事例(その1)

2023.09.26 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

日米にみられた危機感の温度差

 今年10月から、建築物などを解体・改修作業では、有資格者による石綿などの使用の有無の調査(事前調査)が義務付けられています。今回、次回と過去の石綿調査の経験談をお話していきます。

◎石綿を家に持ち込んだ娘と父親の行動

 1989年、日本の学校での事例です。弊社に駐在していた外国籍社員が帰宅したところ、子供がふわふわの吹付け石綿の塊を家に持ち帰り遊んでいたのを見つけました。驚いてどこから持ってきたのかと尋ねると、学校からだと答えたため、急遽、学校に調査を申し入れたそうです。

 一方、父親は、「社外のことではあるが、ほかに頼むところがないので、協力して調べてくれ」と会社の安全衛生部門にも依頼してきました。…

執筆:(一社)日本労働安全衛生コンサルタント会東京支部顧問
労働衛生コンサルタント 山室 栄三

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2023年10月1日第2435号 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。