【続・実務に活きる社労士試験問題】第37回 労働基準法 休業手当 コロナ禍で対応が話題に/北村 庄吾
2023.10.05
【労働新聞】
本コーナーは、人事労務担当者や受験予定者向けに過去の試験問題を紹介、解説するものです。
【問】
下記のとおり賃金を支払われている労働者が使用者の責に帰すべき事由により半日休業した場合、労働基準法第26条の休業手当に関する①~③の記述のうち、正しいものはどれか。(選択肢抜粋)
【条件】 賃金=日給1万円 半日休業とした日の賃金は、半日分の5000円が支払われた。 平均賃金=7000円 |
① 使用者は以下の算式により1200円の休業手当を支払わなければならない。(7000円-5000円)×0.6=1200円
② 使用者は以下の算式により1000円の休業手当を支払わなければならない。1万円×0.6-5000円=1000円
③ 使用者が休業手当として支払うべき金額は発生しない。…
筆者:クレアール専任講師 社会保険労務士 北村 庄吾
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令和5年10月9日第3420号10面 掲載