【人的資本経営期のHR用語集】第54回 グローバル人事 矛盾などあらわに 国内制度に不備あれば/木谷 宏

2023.10.12 【労働新聞】
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単純な図式で表わせず

 人材の多様性による業績向上をめざす際、国籍・民族・言語・文化などの違いは難易度の高い課題である。一般的にダイバーシティ・マネジメントでは「外国人」として扱われることが多いが、従来の人材を「日本で働く日本人」とするならば、「日本で働く外国人」に加えて、「海外で働く日本人」や「海外で働く外国人」も対象となる。つまり企業における人材の管理は、「日本人vs.外国人」といった単純な図式では表せなくなっている。最近になってわが国でも国際人事管理(グローバル人事)の考え方が整備されてきた。グローバルな事業展開における多国籍人材を活用する概念として、その重要性は高まる一方である。

 グローバル人事の対象は、…

筆者:県立広島大学大学院 経営管理研究科 教授 木谷 宏

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令和5年10月16日第3421号12面 掲載
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